安全でやる気の出る職場作りのため、生産協議会・職場懇談等を通じて職場における生産上の問題への対応策や時間外労働の実態を把握しています。
1)生産計画に対して
職場での生産、人員及び残業計画について事前に説明を受け、その中で十分に事前検討を行い職場の理解と納得のもとに実施されることが必要です。
2)時間外労働に対して
時間外労働、代休、変則勤務等への対処、チェックは重要な役目です。
受注状況、生産計画、生産の進捗状況、人員計画及び安全対策を十分に把握し、適正な操業計画と生産管理に積極的な関心を持つことが大切です。
また、時間外労働と代休制度に関する労使間協定や就業規則の内容を、明確に理解していることが必要です。
3)安全衛生対策に対して
安全衛生対策については、「働く者が自らの身体を守る」立場から、会社とは別の目でチェックしています。
具体的には、
①日常、ルールを守り安全点検を必ず行う。
②安全確認を行い、不全行動には相互に注意しあう。
③自主活動に率先して参加し、安全な職場環境づくりに意見を反映する。特に、繁忙時に事故が起こりやすく安全問題に
対し、チェック機能を強化する。
4)配転・応援・出向等の異動に対して
職場組合員の配転・転勤・応援・出向が行なわれるときは、労使間協定にもとづき、必ず事前に説明を受け、その目的・内容・労働条件等について十分な検討が必要です。
この場合の措置や対策を不明確な状態で実施することのないように、疑問点を洗い出し、執行部と共に対処していくことが大切です。
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