- 2024.03.04
- AP24春季取り組み中央総決起集会が開催されました。
2024年3月1日、全電通労働会館において、「機関労連 AP24春季取り組み 中央総決起集会」が開催されました。
開催にあたって、総合重工部会を代表して、町田中央執行委員長がAP24春季取り組みの要求貫徹に向けた決意を述べました。
最後に、以下の決議文が採択されました。
AP24春季取り組み 要求貫徹に関する決議
今次春闘は、長きにわたるデフレから脱却し、日本経済を持続的な成長軌道へと乗せるための重要な局面となっている。こうしたなか、基幹労連は旧産別時代を含め、数十年ぶりの高水準の賃金改善を柱とする要求方針を掲げ、産別全体で相乗効果を発揮すべく、「人への投資」の重要性を経営側に強く主張してきた。
経営側については、一部の企業において賃上げに前向きな姿勢がみられるものの、多くの企業では原材料・エネルギー価格の高騰などによる製造コストの増加、景気の先行きに対する不確実性などを理由として、慎重な姿勢を崩していない。
今次取り組みにおいて、われわれは物価上昇を上回る賃上げにより、実質賃金を向上させ、組合員とその家族の暮らしをより豊かにするとともに、日本経済の自律的な成長を確かなものとしなければならない。加えて、産業・企業間での人材獲得競争は熾烈化しており、優秀な人材の確保・定着に向け、魅力ある労働条件・労働環境の構築は待ったなしである。AP24春季取り組みを通じた賃上げの波及効果により、物価と賃金が安定的に伸びる「好循環」への転換点となることをわれわれは確信している。
今こそ、「人への投資」を労使双方の最重要課題と位置づけ、日本経済の好循環への道を切り拓いていかなければならない。「今こそ『人への投資』!くらしをまもり未来をつくる」のスローガンのもと、26万6千組合員の総力を結集し、強い決意を具体的な成果へと結びつけるために、AP24春季取り組みの要求貫徹に向け、最後まで粘り強く取り組むことをここに決議する。
2024年3月1日
日本基幹産業労働組合連合会
AP24春季取り組み中央総決起集会