2025.03.03
AP25春季取り組み中央総決起集会が開催されました。

2025年2月28日、全電通労働会館において、「基幹労連 AP25春季取り組み 中央総決起集会」が開催されました。

最後に、以下の決議文が採択されました。

AP25春季取り組み 要求貫徹に関する決議

今、私たちは基本理念に掲げている二つの好循環の実現に向けて、まさに正念場を迎えている。
私たちの生活は、物価上昇が続くなか、生活必需品やエネルギー価格の上昇等により家計負担が増大している。
一方で、賃金の伸びがそれに追いつかず、実質賃金の低下が続いており、私たちの生活の安心・安定が揺らいでいる。
継続的な「人への投資」を実現し、実質賃金を確保・向上させなければならない。
今次APにおいて、基幹労連は全体方針として統一の要求額15,000円を柱に、 継続的な賃金・労働条件の改善に向け、一丸となって取り組んでいる。
さらに、「格差改善」については、激化する人材獲得競争のなかで、産業・企業が勝ち残っていくために何が必要かを深く議論し、従来から続く「大手追従・準拠の構造からの脱却」を果たすべく、強力に進めている。
それに対し、経営側は、「人への投資」の重要性について一定の理解を示しつつも、昨年の賃金改善結果、先行き不透明感等を理由として、慎重な姿勢を崩していない。
われわれは経営側に対し、「人への投資」こそが産業・企業の持続的な発展、そして社会の活力につながるという揺るぎない信念をもって強く訴えていかなければならない。
魅力的な賃金・労働条件の実現に向け、一歩も譲らない覚悟を持って、最後の最後まで粘り強く交渉を重ねていく。
この先の交渉には、すべての組合員の将来が掛かっている。
未来を切り拓くのは、今だ。
「団結!継続!『人への投資』で好循環」のスローガンのもと、基幹労連 26万8千組合員すべての仲間の総力を結集し前進する。
そして、私たちの強い結束と行動力で大きなうねりを生み出し、世の中に波及させ、社会的責任を果たしていく。
AP25春季取り組みの要求貫徹に向け、最後まで粘り強く闘い抜くことをここに決議する。

2025年2月28日
日本基幹産業労働組合連合会  AP25春季取り組み中央総決起集会 

下の写真は、会館の近くにあります古くから近隣の学生に人気の定食屋さんです。お茶の水にお立ち寄りの際は是非!

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